公園のナラ枯れ木をエネルギーに!~薪とペレットを作って燃やそう
11月20日のせいか祭り2016にて開催
~成型機で木を粉砕圧縮してストーブ燃料に-環境と人に優しい木の炎。
製造・燃焼デモをお楽しみ下さい。~

けいはんな記念公園(京都府相楽郡精華町精華台6-1、指定管理者 植彌加藤造園株式会社)と晶和クリエイション株式会社(京都市南区上鳥羽北島田町25、代表取締役:久世 幸郎)は公園のナラ枯れ木を薪やペレットにしてストーブやグリルで燃焼させる環境体験型実証実験を、2016年11月20日せいか祭り※にて開催いたします。
※秋に開催される京都府精華町を代表するお祭りで、けいはんな記念公園とけいはんなプラザで行われ、3万人以上を集客。

公園のナラ枯れ木をエネルギーに!~薪とペレットを作って燃やそう

■イベントの主旨

 公園の枯れ木をエネルギーにできないか!という強い思いが繋がったイベントです。
けいはんな地域及びけいはんな記念公園内においてナラ枯れ※が進行しています。こうした枯れ木を、公園を基点に薪や木質ペレットなどの木質バイオマス燃料に変える小規模な循環型地域システムをできないかという公園の思いに、環境事業を手掛ける晶和クリエイションが賛同し、木質バイオマス関係者の協力・協賛を得て実施の運びとなりました。

※ナラ類の集団枯れ死で、カミナガキクイムシを媒介とした病原菌が原因だが、放置されて大木化した薪炭林で発生することから、薪炭から化石燃料への遷移により里山が放置された人為的要因が大きいとされる。

■イベントの見所

薪や木質ペレットなどの木質バイオマス燃料を生産するためには、伐採、乾燥、運び出し、粉砕、ペレット成型など多くの複雑な工程があり、多くの場合、目に触れることができるのは、ほんの一部です。

本イベントの特徴は、自然公園という特徴を生かし、工程の労力や複雑さを皆の協力と参加で乗り切るとともに、イベントにて生産、燃焼の工程をワン・ストップで見てもらえる点です。

  • 公園内の伐採は公園スタッフと公園整備活動を行うシニアボランティア団体(コナラ会様)の協力で実施しました
  • 薪割り機を用いて、公園スタッフと私たちで玉切りの原木を薪の状態にし、公園駐車場にて乾燥させました
  • 小型移動式ペレタイザーを持ち込むことで、ペレット成型の一部始終を目の当たりにすることができます
  • できあがった木質ペレットや薪を、薪・ペレットストーブ製造・販売会社様のご協力で、その場でストーブやグリルの燃料として燃焼させます
  • 公園という豊かな自然の中で、環境と人に優しい木の炎を体験できます

 ■開催概要

共催: けいはんな記念公園、晶和クリエイション(株)
協力: (特非)森のライフスタイル研究所、ラブ・フォレスト(株)
協賛:(有)シモタニ、DLD Inc.、(株)ベストハウス
日時:2016年11月20日(日)せいか祭り2016
11時~12時、13時半~14時半

会場: けいはんな記念公園 谷あい(身障者駐車場横)
参加費:無料

せいか祭りチラシ

せいか祭りイベントプレスリリース1114

せいか祭りプレスリリース付帯資料

せいか祭りチラシ